macのlocalhostでユーザディレクトリを有効にする
お題の通りです。備忘録。
はじめに
・OSはOS X 10.11 El Capitan
・この記事はお使いのマシンにApacheがインストールされていることを前提とします。
Apacheの起動確認
WEBブラウザを立ち上げて、「http://localhost/」にアクセス
「It works!」と表示されればWEBサーバーは起動されています。
起動されていなかった場合は以下のコマンドをターミナルに入力して起動し、上の手順で確認します。
$ sudo apachectl start
ついでにマシンの起動時に自動的にApacheが起動されるように設定しておきましょう。
$ sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/org.apache.httpd.plist
httpd.conf 編集
Apacheの起動が確認できれば、次は設定ファイルのhttpd.confを編集します。
以下のコマンドによりvimによる編集を開始します。
$ sudo vim /etc/apache2/httpd.conf
編集箇所
vimエディタは、「i」キーを押下して編集モードを開始し、「esc」キーで編集を終了します。ファイルを保存してエディタを終了する際には編集モードではない時に「:wq」と入力してEnterです。
#のコメントアウトを外します。
#LoadModule userdir_module libexec/apache2/mod_userdir.so
↓
LoadModule userdir_module libexec/apache2/mod_userdir.so
#Include /private/etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf
↓
Include /private/etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf
httpd-userdir.conf 編集
#Include /private/etc/apache2/users/*.conf
↓
ユーザーのホームディレクトリに「Sites」フォルダを作成する
以下のコマンドによりホームディレクトリに「Sites」フォルダを作成します。既に作っている場合には実行する必要はありません。
なお、フォルダの名前を「public_html」にしても後で「You don't have permission!」と怒られるので諦めて「Sites」にしておきましょう。
{username}.conf 作成
ここで言う「{username}」とは、マシンのユーザ名ですので適宜読み替え・書き換えて下さい。
※例えばユーザ名が「taro」なら作成するファイルは「taro.conf」となります。
以下のコマンドにより{username.conf}を作成します。
続けて以下のように書き込みます。
以上になります。あとはSitesにファイルを置いて「http://localhost/~{username}/{FileName}」にアクセスすれば見れるようになっているはずです。
お疲れ様でした。